INDD 2012要望:InDesignに文脈依存アドバイザーとしてイルカを出してほしい
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InDesignに関する要望として昔から提案しているものに、「イルカを出せ」というものがあります。(→ see also)
イルカといえば、Microsoft Office 97で出現したOffice アシスタント、「カイルくん」を思い出してくれればいいですが、奴は本当に使えない奴でした。あれは、対人ヘルプ用ヒューマノイド(?)・インターフェースだったわけですが、あまりにも邪魔だったので、ネットでは「お前を消す方法」とかいう画像が定番として出回るありさま。
▲相手が生き物じゃないとわかっていると残酷だよね
僕が提案するのはあんな使えないイルカではなく、「文脈依存アドバイザー」としてのヘルプアシスタントです。
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実際にどういうイメージなのかというのは、画像作りましたので、ご覧ください。
▲語尾は魚介系ですか……
このように、InDesignが勝手に良きに計らっている動作と、人間様の意図の齟齬が起こりそうな時に、イルカが出てきて、「InDesignとしてはどういう理由でこう処理したか」というのを表示する、これが文脈依存アドバイザーです。
こうすることで、ソフトウェアとしての制作意図をユーザーに伝えることができます。
InDesign 1.0が出た時、「この組版の仕方はどこに取材したんだろう」というのを皆疑問に思ったわけですけれども、10年たっても開示されないのなら、いっそのこと、ソフトの仕様をソフト自身が語るべきです。
また、これで乱れまくった日本語組版を正規化することにもつながります。少なくとも、理解のベースになるJIS X 4051を解説してくれればありがたい。
なお、このイルカを使った文脈依存アドバイザーシステム、システムのロケール情報を読み出し、ja-JPであった時は、イルカを屠殺できます。
▲そろそろこのネタ知らない人いそうだね
キー操作は、Command+Option+Shift+Kです。綺麗ですね。
また、これを5回行うか、ロケールがen-AUだった場合は、イルカ保護団体が来ます。
▲QuarkXPress 4.1で試したことある人はもっと少ないだろう
以上、とにかく初任者教育がやりにくいInDesignだからこそ、こういうユーザーの教育を手伝ってくれる仕組みが必要なのだと思います。
なお、この件につきましては、InDesignのセミナーイベント「INDD2012」で改善要望を募集していましたので、投稿しておきます。
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