「StuffIt 旧sitアーカイブ解凍9時間ずれ問題修正」の検証のお願い
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(2012-05-18 12:08追記)
検証結果を、StuffIt旧アーカイブ(.sit)が9時間進んで解凍される問題は、最新StuffIt15.0.4でもちっとも直っていなかった - M.C.P.C. でまとめました。
日本ではアクト・ツーさんが販売している、いにしえのMacの時代からの定番ファイル圧縮解凍ツール、StuffItというソフトウェアがあります。
しかし、このソフトウェアには、Mac OS Xになる前の時代の古いStuffItアーカイブファイル(拡張子が.sit)を解凍するとき、圧縮したときよりも9時間タイムスタンプが進んでしまう、という問題がありました。
- 旧sitをOSXネイティブのStuffItで解凍すると時刻が+9される件 - M.C.P.C.
- ファイルのタイムスタンプを9時間戻すAppleScriptドロップレット(MacOSX用StuffItタイムスタンプバグ対応) - M.C.P.C.
で、問い合わせをメーカーに出しており、6年越しで修正されたという明確な回答をいただいたのですが、残念ながら回答をいただいた時点で退職のルーチンに入っており、前職での業務改善に生かすことはできませんでした。
そこで、せっかく業界の人間が困っていることなので、回答を別のところで公開してもいいかという問い合わせをしたら、OKをいただいたので、ここで公開しておきます。
2012年4月12日に【act2】テクニカルサポート様から頂いたメール:
開発元からは『 we do not have this issue in the current version』との返信をいただいておりますので、現行のバージョンでは問題無い様でございます。
よろしくお願いいたします。
新たな問題が……
前述のとおり、「旧StuffItアーカイブファイル(.sit)の9時間時刻進む問題は、現行バージョンでは解消されている」ということが判明しました。
さて、現行バージョンってどれだろう。
オリジナルの販売元、スミスマイクロのMac用StuffIt販売ページでは……
- StuffIt Deluxe 15.04
- Stuffit Expander 15.0.4
となっています。ということは、15.0.4なら時刻がずれない、ということになっているわけです。
そこで、このページ。
ファイル圧縮/解凍 - DTPWiki [dtpwiki.jp]
あかつき@おばなのDTP稼業録 【StuffIt Expander】一部バージョンで解凍時にタイムスタンプが変更される [pocketdtp.blog16.fc2.com]
結局、どのバージョンからが直っているのかが確定していないわけです。DTPWikiの情報では12Jでもダメだったというのはわかるけれども。
ご協力いただければ
私事で恐縮なのですが、会社を辞めてしまったので検証するためのもの一式がごっそり喪失しておる状況です。つきましては、
- StuffItのどのバージョンから旧sitアーカイブの時刻ずれが解消されているのか
- 最新バージョン(15.0.4)で修正されたことの確認
に協力していただければと思います。
このエントリのコメント欄や、twitter(@CLCLCL)にて、情報をお寄せいただければ、当方でまとめたいと思います。
また、一定の情報がまとまったあとは、「StuffIt旧アーカイブの解凍安全宣言」を触れまわっていただければとてもありがたく思います。
(2012-05-09 14:06追記)
検証用ファイルを用意しました
ダウンロード 20000101T00000009.txt.sit (0.5K)
上記sitアーカイブは、DropStuff 5.5で生成したアーカイブで、タイムスタンプを2000年1月1日 0時0分0秒(JST+9)に設定したテキストファイルが入っています。
お手持ちの解凍ソフトで解凍したとき、タイムスタンプが2000年1月1日 9時0分0秒になる場合、その解凍ソフトは旧sitアーカイブに内包されているファイルを9時間時刻を進めて設定してしまう不具合を抱えていることになります。
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